
信越化学(4063)の配当金・権利確定日・株価が気になる
信越化学(4063)を購入したいが配当利回り・権利確定日・株価がいつになるのか気になる!というあなた。
そんなあなたに向けて、信越化学(4063)の配当金・配当利回り・権利確定日・株価について具体的に解説します!
この記事を読む事で、信越化学(4063)の詳細を理解する事が出来、投資に一歩踏み出す事ができますよ!
信越化学(4063)について
信越化学(4063)とは?
信越化学は世界的な総合化学素材メーカーです。産業や生活の基礎になる素材・製品メーカーとして、塩ビ・化成品、半導体シリコン、シリコーン、機能性化学品、電子・機能材料、加工・商事・技術サービスの6事業を展開しています。
建築・住宅、化粧品、トイレタリー、パソコン、スマートフォン、自動車に至る製品素材をグローバルに供給しています。
主要製品は半導体シリコンウェハ(世界1位)、塩化ビニル樹脂(世界1位)、シリコーン(国内1位、世界4位)、か性ソーダ・メタノール、レア・アースマグネット(世界1位)、セルロース誘導体(世界2位)です。
その他、フォトマスクブランクス、液晶用フォトマスク基盤、合成性フェロモンは世界1位、フォトレジスト、メチルセルロースは世界2位。化学メーカーで国内最大の時価総額を誇ります。
セグメント構成
セグメント構成は以下です。塩ビ・化成品が28.5%、半導体シリコンが22.5%、電子・機能材料が17.8%、加工・商事・技術サービスが13.5%で特に売り上げを依存していることがわかります。
利益率はそれぞれ20.5%、38.5%、28.8%でが最も高収益を誇ります。

売上高推移
塩ビ・化製品の売り上げは減少しています。他事業も売り上げは横ばいです。

海外売上高構成
海外売上高構成を見ると、その他が40.9%、日本が26.0%、米国が22.9%、中国が10.1%です。海外売り上げ比率が74.0%と海外に主に売り上げを依存しています。

海外売上高推移
海外売上高推移を見ると、米国が微増、日本とその他は減少していることがわかります。

信越化学(4063)の2022年第2Q決算
信越化学の2022年第2Q決算内容を抜粋しました。売り上げ収益は過去最高、営業利益も過去最高で、増配も2円増配し、年間で300円となりました。
調整後営業利益を見ると、前年同期比に比べ、売上高、営業利益、純利益共に44%、82%、78%増であり、好調です。

セグメントの状況を抜粋しました。生活環境基盤材料の需要は長続きすると見ているようです。

電子材料は洋上風力発電の市場規模拡大でビジネスチャンスありとのことです。

機能材料は市場の裾野、用途を広げており、好調なようです。

信越化学(4063)の株価チャート
以下が信越化学(4063)の株価チャートです。2018年から株価は上昇しており、1月19日現在は18830円です。

信越化学(4063)の業績
売上高・営業利益
売上高、営業利益は2022年は増益予想です。

営業利益率
営業利益率は29%です。2015年から右肩上がりで2022年には29%まで増加しています。

キャッシュフロー
営業C/Fは毎年プラスでフリーC/Fもプラスである年が多いため、資金繰りは問題ないです。

財務指標
財務指標を見ると、自己資本比率83.2%と30%以上であり、財務は問題ないです。流動比率は527%と短期の支払い能力も問題ないです。

信越化学(4063)の配当利回り
信越化学(4063)の過去8年間の年間配当金推移を下記グラフに示しました。配当がいくらか把握したい方は参考に使ってください。
配当推移を見てみると、2013年〜2021年まで増配しており、2022年は300円に増配予定です。

配当の計算は1株300円なので100株持った場合、年間で30000円貰うことが出来ます。配当金にかかる課税は20%なので30000円*0.8で24000円貰える計算になります。
なお、配当性向は35.4%と増配の余裕があることがわかります。

信越化学(4063)の配当権利落ち日、配当利回り、配当金平均、PERについて
- 次回配当権利落ち日:6/30/2022
- 配当利回り:1.5%
- 年間配当金平均:300円
信越化学(4063)の配当金確定日・配当金支払日
信越化学(4063)の配当日・時期・権利確定日・支払日を確認したい方は参考にしてください。
配当金がいつになるか把握しておくことで投資の参考にもなりますよ。なお、配当金を貰うためには、配当金の権利確定日の2日前までに株を持っておく必要があります。
- 権利確定日
中間配当金 | 2022年9月30日 |
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期末配当金 | 2022年3月31日 |
- 配当金支払開始日
中間配当金 | 2022年11月19日 |
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期末配当金 | 2022年6月30日 |
信越化学(4063)の配当の受け取り方

マネックスは何故か楽天より3日ほど遅い
信越化学(4063)の配当の受け取り方は証券会社に口座があれば、そのまま受け取ることが出来ます。証券会社によって配当金振込日(入金日)に差があり、配当金の公式支払日から1~3日ほどはずれます。
信越化学(4063)の配当にかかる税金
信越化学(4063)から受け取った配当金には配当税率20%がかかります。
投資をする前に見ておいて欲しいこと
日本株取引にお得な証券会社とは?
株式取引において、証券会社選びは重要です。選ぶ証券会社によって投資で上げることが出来る利益が変わってくるからです。
日本株取引にお得な証券会社はGMOクリック証券です。下記を見れば分かる通り、コストが大手ネット証券3社に比べて安くなっています。また、GMOクリック証券は役立つ投資ツールもありますし、IPO抽選も当たりやすいのでおすすめです。
約定代金 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | GMOクリック証券 |
プラン | スタンダード プラン | 超割コース | 成行注文 | 1約定プラン |
5万円まで | 55 円 | 55円 | 110円 | 50円(税込) |
10万円まで | 99 円 | 99円 | 110円 | 90円(税込) |
20万円まで | 115 円 | 115円 | 198円 | 100円(税込) |
50万円まで | 275 円 | 275円 | 495円 | 260円(税込) |
100万円まで | 535 円 | 535円 | 1,100円 | 460円(税込) |
150万円まで | 640 円 | 640円 | 1,650円 | 550円(税込) |
3,000万円 まで | 1,013 円 | 1,013円 | 33,000円~ | 880円(税込) |
3,000万円 以上 | 1,070 円 | 1,070円 | 33,000円~ | 930円(税込) |
ズボラにピッタリな投資方法とは?
投資で利益を出すには、将来成長する企業やエリアに集中するのが効率が良いです。しかし、万が一の時には大損失に繋がるリスクがあります。目利きを間違えたりすると、数十万の損失にもなります。
資金運用では可能な限りリスクが低く継続的に成長する対象に投資を行うのが理想です。そこで、投資対象は世界経済に投資するスタイルが良いです。世界人口は2015年に70億人に達しており、2050年には90億人を超えると予想されています。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、世界30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資する設計でこの考え方に沿った商品です。
また、リターンの実績も良いです。過去のリターン実績を以下で紹介します。長期設計ということもあり、10年の年率リターンは約8%となっています。
商品名 | 1年 | 5年 | 10年 |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 6.50% | 4.70% | 8.10% |
投資のタネ銭を作る
投資で重要なことはタネ銭を作ることです。何故かと言うと、1000万円で20%勝てれば、200万円ですし、配当金も利回りが5%であれば、年間で50万円貰えます。
一方で、100万円しか無ければ株が2倍になっても200万円ですし、1000万の20%と100万円の2倍では100万円の方がリスクが大きくなります。
リスクを小さくし、投資でお金を増やしていくためにはタネ銭が必要です。私は投資を始める前に奨学金を300万円返済し、貯金を1000万作りました。
20代で1000万の貯金を作った方法は下記で紹介しているので、貯金が100万もない人はまずは貯金をしましょう。
詳細は下記リンクからどうぞ。
まとめ
- 日本株取引は大手ネット証券3社の中でも手数料が安いGMOクリック証券がおすすめ!
- 信越化学は2021年3Qの決算も好調で、売り上げ、営業利益、純利益ともに好調!
- 財務がかなり良いので、配当金を減らされる心配は今のところない。
- 信越化学の配当利回りは1.5%と低いが、配当性向が35.4%のため、今後の増配は見込める。配当金が欲しい人は3月29日までに株を持っておく。
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