【高配当】米国株AT&T(T)の配当金・権利確定日・株価

米国株AT&T(T)を購入したいが配当利回り・権利確定日・株価がいつになるのか気になる！というあなた！

そんなあなたに向けて、米国株AT&T(T)に2年間投資してきた私がAT&T(T)の配当金・配当利回り・権利確定日・株価について具体的に解説します！

米国株AT&T(T)について

米国株AT&T(T)とは？

AT&Tは米国第3位の通信事業会社で、6,400万人のポストペイド（料金後払い）加入者と1,700万人のプリペイド（料金先払い）加入者に対して携帯電話端末の接続サービスを提供しています。売上高は40%を占めています。

ワーナー・メディアは、HBO、ターナー・ケーブルネットワーク、およびワーナー・ブラザーズ・スタジオなどのメディア資産を有し、売上高の約20%弱を占めています。

固定事業通信サービスは、広範な事業体にサービスを提供し、売上高の約15%を占めています。消費者ブロードバンド部門（売上高の約7%を占める）は、主にブロードバンドサービスを、1,500万世帯に提供している。最近になって、伝統的なテレビ事業（1,700万人の加入者を有し、売上高の約17%を占める）の持分を売却しました。

下記がセグメント構成ですが、通信事業が売り上げ構成の80%を占めています。

米国株AT&T(T)の株価チャート

以下が米国株AT&T(T)の株価チャートです。2018年12月の41ドルから株価は下がり調子で、2021年7月19日現在28ドルです。

米国株AT&T(T)の業績

売上高・営業利益

売上高、営業利益は綺麗な右肩上がりで増加しています。2020年に売上、営業利益ともに減少しました。

営業利益率

売上営業利益率は16%台で推移しています。年によって変動はありますが、最近は15%付近を推移しています。

キャッシュフロー

堅調な業績を裏付けるように、営業C/Fはプラスで、増加傾向にあり、フリーC/Fも増加しています。

営業C/Fはプラス、投資C/Fはマイナス（2020年はプラス）、財務C/Fはプラス、現金・現金同等物はプラス、フリーC/Fはプラスという理想的な資金繰りをしています。

米国株AT&T(T)の配当利回り

米国株AT&T(T)の過去10年間の年間配当利回り・推移を下記グラフに示しました。配当がいくらか把握したい方は参考に使ってください。配当の計算は1株$2.08なので50株持った場合、年間で104$貰うことが出来ます。

そこから、配当金にかかる課税は20%、現地課税は10%なので、104$*0.7=72.8$貰える計算になります。現地課税の10%は確定申告をすることで取り戻すことが出来ます。

• 直近の配当権利落ち日：07/08/2021
• 配当利回り：7.43%
• 年間配当金平均：2.08$
• PER：-倍

配当推移を見てみると、2016年〜2021年まで右肩上がりで推移しています。2016年の1.93$から2.08$まで推移しています。配当利回りが7.4%と高く、5000万円程で年間350万円入ってくるため、配当金生活も出来ますが、配当利回りが高過ぎる上に、増配も止まりかけています。

米国株AT&T(T)の配当金確定日・配当金・支払日

米国株AT&T(T)の過去8年間の確定確定日・配当金・配当金支払日を下記表に示しました。米国株AT&T(T)の配当日・時期・権利確定日・支払日を確認したい方は参考にしてください。配当金がいつになるか把握しておくことで投資の参考にもなりますよ。

権利確定日	1株あたりの配当金	配当金発表日	配当金支払日
07/08/2021	$0.52	06/25/2021	08/02/2021
04/08/2021	$0.52	03/26/2021	05/03/2021
01/08/2021	$0.52	12/11/2020	02/01/2021
10/08/2020	$0.52	09/25/2020	11/02/2020
07/09/2020	$0.52	06/26/2020	08/03/2020
04/08/2020	$0.52	03/27/2020	05/01/2020
01/09/2020	$0.52	12/13/2019	02/03/2020
10/09/2019	$0.51	09/26/2019	11/01/2019
07/09/2019	$0.51	06/28/2019	08/01/2019
04/09/2019	$0.51	03/29/2019	05/01/2019
01/09/2019	$0.51		02/01/2019
10/09/2018	$0.50	09/28/2018	11/01/2018
07/09/2018	$0.50	06/29/2018	08/01/2018
04/09/2018	$0.50	03/30/2018	05/01/2018
01/09/2018	$0.50	12/15/2017	02/01/2018
10/06/2017	$0.49	09/29/2017	11/01/2017
07/06/2017	$0.49	06/30/2017	08/01/2017
04/06/2017	$0.49	03/31/2017	05/01/2017
01/06/2017	$0.49	10/24/2016	02/01/2017
10/05/2016	$0.48	09/30/2016	11/01/2016
07/06/2016	$0.48	06/24/2016	08/01/2016
04/06/2016	$0.48	03/28/2016	05/02/2016
01/06/2016	$0.48	12/22/2015	02/01/2016
10/07/2015	$0.47	09/25/2015	11/02/2015
07/08/2015	$0.47	06/26/2015	08/03/2015
04/08/2015	$0.47	03/27/2015	05/01/2015
01/07/2015	$0.47	12/19/2014	02/02/2015
10/08/2014	$0.46	09/26/2014	11/03/2014
07/08/2014	$0.46	06/27/2014	08/01/2014
04/08/2014	$0.46	03/28/2014	05/01/2014
01/08/2014	$0.46	12/13/2013	02/03/2014
10/08/2013	$0.45	09/27/2013	11/01/2013
07/08/2013	$0.45	06/28/2013	08/01/2013

米国株AT&T(T)の配当の受け取り方

米国株AT&T(T)の配当の受け取り方は証券会社に口座があれば、そのまま受け取ることが出来ます。証券会社によって配当金振込日(入金日)に差があり、配当金の公式支払日から1~3日ほどはずれます。

私の場合はマネックス証券を使っており、3日ほど遅れます。SBIや楽天は1日ほどの遅れになります。そのため、いつになるかは証券会社によるということです。

私のおすすめはマネックス証券です。米国株の銘柄スカウター機能が使えます。

米国株AT&T(T)の配当にかかる税金

米国株AT&T(T)から受け取った配当金には配当税率20%と現地課税の10%分がかかります。現地課税分は確定申告をすることで配当10％分を取り戻すことが出来ます。

確定申告で外国税額控除を行うことで10％の配当金を取り戻しましょう。外国税額控除の方法は下記記事で解説しています。

米国株式の売買手数料にも気をつける

AT&T(T)は米国個別株なので、買い付けする際に買い付け手数料が0.45%かかります。10回購入すれば、4.5％も取られてしまいます。そのため、買い付けにかかる頻度を減らした方が良いです。下記のネット証券3社とも手数料の金額は同じですが、銘柄スカウター機能が充実しているマネックス証券がおすすめです。

	買付手数料無料ETF	米国株 買付手数料	米国株 為替手数料
マネックス証券	9種類無料 ーバンガード・トータル・ワールド・ストックETF（VT） ーバンガード・S&P500ETF（VOO） ーバンガード・トータル・ストック・マーケットETF（VTI） ーiシェアーズ・コア　S&P 500 ETF（IVV） ーSPDR S&P500 ETF（SPY） ーウィズダムツリー インド株収益ファンド（EPI） ーウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド（DHS） ーウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド（DLN） ーウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド（DGRW）	約定代金の0.45％ （税込0.495％） 上限2200ドル	米ドル買い付け時 は無料
SBI証券	9種類無料 ーバンガード・トータル・ワールド・ストックETF（VT） ーバンガード・S&P500ETF（VOO） ーバンガード・トータル・ストック・マーケットETF（VTI） ーiシェアーズ・コア　S&P 500 ETF（IVV） ーSPDR S&P500 ETF（SPY） ーウィズダムツリー インド株収益ファンド（EPI） ーウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド（DHS） ーウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド（DLN） ーウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド（DGRW）	約定代金の0.45％ （税込0.495％） 上限2200ドル	１米ドルあたり25銭
楽天証券	9種類無料 ーバンガード・トータル・ワールド・ストックETF（VT） ーバンガード・S&P500ETF（VOO） ーバンガード・トータル・ストック・マーケットETF（VTI） ーSPDR S&P500 ETF（SPY） ーSPDR ダウジョーンズ REIT ETF（RWR） ーSPDR ゴールドミニシェアーズ　トラスト -ALQ グローバルX AIビッグデータETF -FINX グローバルX フィンテックETF -GNOM ゲノム・テクノロジーETF	約定代金の0.45％ （税込0.495％） 上限2200ドル	１米ドルあたり25銭

2021年6月にAT&Tが減配発表！

AT&Tは2021年6月に2つの大きな発表を行いました。1つ目は、同社が3年足らず前に買収したワーナーメディアをスピンオフしてディスカバリーと合併させる計画であることです。

AT&Tの投資家は新会社の持ち分の71％に相当する新株を受け取り、ディスカバリーの投資家は残りの29％相当の新株を受け取ります。

AT&Tの主張は、新会社が年間30億ドルのコストシナジーを生み出し、ストリーミング戦争でネットフリックスおよびディズニーとより効果的に競争できるようになるというものです。しかしこの決定は、AT&Tの配信ネットワークとメディアコンテンツを統合する計画を突如として反転させることも意味します。

2つ目の発表は、AT&Tが「切り離すワーナーメディアの価値として新会社株の79％分をAT&Tの株主に提供することを考慮して」減配すると発表したことです。

AT&Tの配当総額は、2020年が約150億ドルだったのに対し、スピンオフ完了後はその半分に近い約80億ドルに減少します。

AT&Tの現在の予想配当利回りは7.4％ですので、2022年半ばのスピンオフ完了後は3～4％に低下すると予想されます。新会社は稼いだ現金のほとんどをコンテンツ制作に再投資する可能性が高いため、配当を支払うことはないでしょう。

つまり、高配当に期待出来る株では無くなった上に、ワイヤレス事業でベライゾンやスプリントと合併したTモバイルに負けているAT&Tは投資価値がそこまでないということになります。

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一方で、100万円しか無ければ株が2倍になっても200万円ですし、1000万の20%と100万円の2倍では100万円の方がリスクが大きくなります。

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まとめ

最後に記事のポイントをまとめました！