
資産運用をしてお金を増やしていきたいけど、勉強をするのは嫌だし、何か良い方法はないのかな?
上記のような悩みを抱えているあなたに!
完全自動で資産運用してくれるロボアドバイザーの「ウェルスナビ」を使えば、投資初心者でも、資産運用ができます。
「ウェルスナビをこれから使ってみたい」「資産運用してみたい」という方は、当記事を読むことで、ウェルスナビを使った投資に1歩踏み出すことができますよ!
ウェルスナビとは?
ウェルスナビとは、資産を預けて運用プランを決めるだけで、全自動で資産運用をしてくれるサービスです。
ウェルスナビはテレビや動画でCMも行っている為、見ているという方も多いのではないでしょうか。
ウェルスナビの会社概要

ウェルスナビの会社概要を以下に示しました。2015年から創業した新しい会社です。
社名 | ウェルスナビ株式会社 WealthNavi Inc. |
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金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第2884号 |
資金移動業者 | 関東財務局長 第00071号 |
加入協会 | 日本証券業協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 一般社団法人 日本資金決済業協会 |
設立年月日 | 2015年4月28日 |
役員 | 代表取締役 柴山 和久取締役 廣瀬 学社外取締役 東後 澄人社外取締役 尾河 眞樹監査役 榎本 明監査役 松野 絵里子監査役 藤本 幸彦 |
資本金 | 17億6,147万1,125円※2021年1月20日現在 |
住所 | 〒150-0002東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル9F 地図 |
事業内容 | 金融商品取引業 |
法律顧問 | アンダーソン・毛利・友常法律事務所 潮見坂綜合法律事務所 |
会計監査人 | あずさ監査法人 |
ウェルスナビのポイント
ウェルスナビのポイントは以下の点です。
- 運用プランも、6つの簡単な質問に答えるだけで設定できる
- 全く資産運用に関して知識がなくても利用できる
- ウェルスナビのロボアドバイザーは預かり資産と運用者数はトップレベルで、ユーザーからの評判も高い
- 時間や手間をかけずに利用できる為、幅広い世代から注目されている
ウェルスナビを利用する3つのメリット
ウェルスナビを利用するメリットは下記の3つがあります。
- 手軽に資産運用が可能
- 高機能でも安い手数料
- 感情に任せた取引をしない為、利益を出しやすい
次から詳しく解説していきます。
メリット:手軽に資産運用が可能
自分で資産運用をする場合は、書籍や実践を通して知識を付ける必要があります。知識をつけると投資で勝てる確率は上がりますが、確実に勝てるという訳ではありません。
勉強していたつもりでも、損することもあります。
ロボアドバイザーを使えば、取引のルールに従って全自動で資産運用をしてくれます。ウェルスナビは毎月1万円から自動積立ができ、資産を増やすことができます。
定期的な見直しも必要です。ウェルスナビを利用すれば、口座を開設して資産を預けるだけで、自動での発注から定期的なリバランスまで、全て自動で資産運用ができてしまいます。
運用プランも年齢や年収などの6つの質問に答えるだけで決められます。専用のスマホアプリで、資産の状況を確認できます。
メリット:高機能でも安い手数料
発注から最適な配分になるように投資を見直し、分配金の自動再投資をしてくれます。さらに独自の機能「DeTAX」で税負担の軽減対策までしてくれます。
ロボアドバイザーの中でも、かなりの高機能ですが、手数料は年率1%で利用が可能です。3,000万円を超える分に関しては年率0.5%になります。
同じように1%の手数料がかかるロボアドバイザーは他にもありますが、機能面で比較すると、ウェルスナビは非常に優秀です。
メリット:感情に任せた取引をしない為、利益を出しやすい
自ら資産運用をすると、損失を抑えたい!、利益をもっと出したい!などと、感情的になりがちです。私は過去に10万円ほど損失を食らったことがあります。
ロボアドバイザーを使えば、取引のルールに従って全自動で資産運用をしてくれます。ウェルスナビは毎月1万円から自動積立ができ、資産を増やすことができます。
ウェルスナビを利用する3つのデメリット
ウェルスナビのメリット3つを紹介しましたが、デメリットもあります。しっかりとした知識をつければ、それはデメリットにはなりません。しっかりデメリットも確認しましょう。
主なデメリットは以下の3つです。
では上記を解説していきます。
デメリット:手数料が自分で投資するより高い
ウェルスナビの手数料は下記の2つです。
- 利用手数料:1%
- 信託報酬:0.1%~0.14%
手数料合計:0.1%~0.14%がかかります。自身だけで投資をする場合と比較しても、手数料は高いといえます。
しかし、投資初心者の方にとって、この手数料は決して高いものではありません。ウェルスナビでは、発注からリバランスの管理、また分配金再投資も自動で行ってくれます。
知識・手間いらずで、この手数料は決して高いものではありません。
デメリット2.投資するには最低10万円が必要
初心者の方は、10万円という額が多く感じるかもしれませんが、それよりも少額で投資をした場合は、たとえ利益が出たとしても、わずかばかりのものにしかなりません。
投資をするのであれば、まとまった資金は必須ということです。また、10万円預けたとしても、ウェルスナビでは安定した運用ができるよう、バランスを考えた分散投資を行ってくれます。
そうしていくことで、運用リスクを極力抑えることができるのです。
デメリット3.短期で大きく稼ぐことは難しい
ウェルスナビでは、長期的な運用で利益を出すことを目的としています。
そのため、短期間で大きく稼ぎたい方には、この投資方法は向いていません。投資初心者の方には、ハイリスクな投資に手を出す方もいます。
しかし、そういった取引では知識と経験が必要となりますし、仮に知識と経験があっても相場の運も必要で運が悪いと、一瞬で損します。
まず大きく稼ぎたい方は、ウェルスナビなどの知識を必要としない資産運用を柱としながら、投資の勉強をしていくことをおすすめします。
高機能なウェルスナビの資産運用方法とは?
資産を預けるだけで運用してくれるウェルスナビは、非常に便利なサービスですが、自分のお金を預けるのは、少し不安もあるかと思います。
ウェルスナビを使ってどのように運用していくのか解説します。
運用プランは6つの質問に答えるだけで決定
まずはリスクの許容度を決めるために6つの質問に答えます。リスクの許容度とは、どの程度運用リスクを取るのかを決めるものです。
つまり、「リスクを減らし確実に増やす」もしくは「リスクを取って大きく増やしたい」のどちらかを決めるための質問です。リスクの許容度は全部で5段階に分かれています。
質問の内容は、下記の6つです。
- 年齢
- 年収
- 金融資産
- 毎月の積立額
- 資産運用の目的
- 1ヶ月で資産が20%下落したときの対応
1分もかからずに回答できます。上記の質問へ回答することで運用プランを決定し、最適なポートフォリオを組んで資産運用をスタートできます。
ポートフォリオを自動で構築
Wealthナビでは利用者のリスク許容度に応じてETFを購入していきます。ポートフォリオの内容は、以下のようになっています。下記はリスク許容度が3の時の結果を示しています。

それぞれの割合は、次の表の通りです。
米国株 | 日欧株 | 新興国株 | 米国債券 | 物価連動債 | 金 | 不動産 | |
リスク許容度1 | 15% | 5% | 5% | 35% | 30% | 5% | 5% |
リスク許容度2 | 27.9% | 10.5% | 5% | 35% | 11.6% | 5% | 5% |
リスク許容度3 | 34% | 20% | 8% | 29% | 0% | 6% | 5% |
リスク許容度4 | 35% | 28.6% | 10.3% | 12.9% | 0% | 8.2% | 5% |
リスク許容度5 | 33.7% | 33.8% | 14.5% | 5% | 0% | 8% | 5% |
リスクの許容度が上がると株式の割合が増え、下がると米国債券と物価連動債が増えます。自分のリスクの許容度にあったポートフォリオを、自動で構築してくれます。
ポートフォリオってなに?
ポートフォリオとは、投資先の具体的な組み合わせを指します。さまざまな金融商品を組み合わせて所有する目的としては、リスクを管理するためです。
投資先を1つに絞ると、仮にリーマン・ショックやコロナショックのような株価が大幅な変動が合った場合に、資産を一気に失います。複数の投資先にバランスよく分散させておけば、そのようなリスクを減らすことが可能です。
組み合わせを作るのは、初心者には難しいですが、ウェルスナビでは運用プランを決定すれば自動で作成してくれます。
すぐにETFを買い付け
運用プランが決まり、ポートフォリオが作成されれば、あとは最低投資金額である10万円を口座に入金するだけです。最短でその日の深夜には、ETFを買い付けして、翌日には具体的なポートフォリオを確認できます。
入金は通常の振込のほかに、インターネットバンキングを利用しての入金もできます。対応している金融機関は、以下の6つです。
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
- イオン銀行
ETFとは?
ETFとは、日本語で上場投資信託と言います。ETFは通常の投資信託とは違い上場しているため、証券会社を利用すれば誰でも売買ができます。
様々な金融商品に分散できる点は投資信託と同じですが、販売会社を通していない分、コストを抑えた売買ができます。ウェルスナビは米国ETFを使ってポートフォリオを組んでいます。
米国株は相場が上がり続けており、世界でもメジャーな株式市場なので資産運用には最もおすすめです。
自動積立に対応
毎月決まった額を口座に自動で入金する「自動積立」に対応しています。運用資産を増やす際に悩むのが、タイミングと値動きです。
自動積立なら機械的に決まった日に入金をしてくれますし、感情に流されることなく、運用資産をコツコツ増やせるということです。
また、指定した月に積立額を増やす機能もあるため、ボーナスなどで大きな収入が入ったときだけ入金を増やすこともできます。
貯金感覚で毎月の運用資産を増やしていけるので、ハードルも低いといえます。
分配金は自動で再投資
分配金は自動で再投資する設定ができます。再投資することで、分配金が運用資産に上乗せされ、長期的に見ると複利効果で資産を大きく増やせます。
もちろん、分配金を引き出すこともできます。長期的に保有して資産を増やしていくなら、再投資の機能を利用することをおすすめします。
最適な配分に自動でリバランス
株やETFは常に価格が変動します。その為、定期的に見直しをして最適なポートフォリオを維持する必要があります。
ウェルスナビでは、ポートフォリオのバランスが崩れたときや、前回のリバランスから半年経過した段階で、リバランスを自動的にします。このリバランスを人の手で行うのは手間がかかります。
ウェルスナビなら面倒なリバランスの作業をする必要がないので、投資にかける時間がない人でも、気軽に資産運用ができます。
ウェルスナビの評判と実績は?
公式サイトで掲載されている評判と運用実績を紹介します。全自動で資産運用できるて、なおかつ実績も出せるのか紹介します。
ウェルスナビの評判は?
ウェルスナビは、ロボアドバイザーのなかでも非常に高く評価されていて、ロボアドバイザーではユーザー数と預かり資産がトップです。
ネット上に運用実績を公表しているユーザーの評判は、ほとんどの人が高く評価しており、実績もプラスになっています。一部ではマイナスが出ているユーザーもいます。ただし、数ヶ月や1年などの短い運用期間です。
ウェルスナビは数年や数十年間の長期的な資産運用を目的としているため、短い期間ではマイナスが出ることもあります。
現状のユーザーからの評判をまとめると、サービス開始当初から長期的に運用をしているユーザーからは評価が高く、ここ数ヶ月で始めたユーザーには評価が低いようです。
また、ウェルスナビは全自動で資産運用をするため、自由にポートフォリオを変更できません。そのため自分の投資スタイルと合わないと、続けにくい、というのも低評価の理由として挙げられます。
ウェルスナビの運用実績は?
公式サイトでは、サービスを開始した2016年1月19日から2021年7月30日までの運用実績を公開しています。運用条件は以下の通りになっています。
サービス開始当初(2016年1月19日)からWealthNaviの各リスク許容度の推奨ポートフォリオに投資していた場合のパフォーマンスを示しています。
なおWealthNaviは、お客様のリスク許容度に応じてローリスク・ローリターンの「リスク許容度1」から、ハイリスク・ハイリターンの「リスク許容度5」まで5通りの最適なポートフォリオを提供しており、パフォーマンスはリスク許容度によって異なります。
どのくらいリターンが得られたかはリスクの許容度によって異なります。リスク許容度でも、リターンがしっかりと出ています。
ドル建てのリターン結果を下記に示します。
- リスク許容度1 +29.4%
- リスク許容度2 +39.3%
- リスク許容度3 +46.6%
- リスク許容度4 +54.0%
- リスク許容度5 +57.7%
次に円建ての場合です。
- リスク許容度1 +26.8%
- リスク許容度2 +36.5%
- リスク許容度3 +43.7%
- リスク許容度4 +50.9%
- リスク許容度5 +54.0%
25年間の運用結果は?
公式サイトでは、リスクの許容度3で1992年1月から2021年7月の29年間でシミュレーションしています。
結果はリターンがドル建てで+56.7%、円建てで+60.4%と、累計の元本を1.5倍以上にする結果になっています。この29年のシミュレーション期間で、リーマンショックなどの金融危機がありましたが、このリターンを達成できています。


もちろん一時的に資産は大きく減る場面もありましたが、長期的に見ると大きく資産を増やせています。この実績を見ると、ウェルスナビの資産運用が有効なのが分かります。
ウェルスナビの注意点
ウェルスナビにはいくつか注意点があるので、下記で解説します。
損益が出る可能性はゼロではない
簡単で気軽に資産運用できるとはいえ、投資をしています。前述した運用実績ではプラスになっていますが、全く利益が出ない、もしくは逆に損益が出る場合もあります。
長期的な運用を想定すること
先にもお伝えしていますが、ウェルスナビは短期的な運用を想定していません。数年、数十年とかけてコツコツと資産を増やしていくことが目的です。
初めの数ヶ月は損益がでることもありますが、すぐに運用を辞めるのではなく、少なくても1年や2年程度は運用を続けましょう。
まとめ
ウェルスナビを利用することで、初心者の方でもしっかりと資産運用をしていくことが出来ます。悩んでいる方は、長期的に取り組んでいく目線で少額からでも、まずウェルスナビに取り組んで見ることをおすすめします!
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